土に必須な成分〜カリ

肥料三大要素の一つ、カリウムについて概説しています


肥料三大要素の最後はカリウムです。一般のガーデニング教書では「カリ」と表記されている事が多いですね。実際に用いられているのは純粋なカリウムではなく、塩化カリウムか硫酸カリウムと呼ばれる物質です。

カリウムは植物の根に影響を与えます。それで俗に根肥(ねごえ)などと呼ばれる事もあります。

肥料として使う場合、塩化カリウムと硫酸カリウムでは違いがあります。少し難しい話になりますが、土の中で塩化カリウムは塩素イオンとカリウムイオンに、硫酸カリウムは硫酸イオンとカリウムイオンになります。

両方とも、カリウムを供給する点では同じ働きをします。しかし、残った硫酸イオンと塩素イオンを比べると、硫酸イオンはそれ自体も肥料の効果がありますが、塩素イオンはありません。植物によっては、塩素イオンを嫌うものもあるのです。

ですから、使い勝手は硫酸カリウムのほうが優れています。お値段も硫酸カリウムのほうが高くなっているのが現状です。肥料のラベルにSが付いているものは、この硫酸カリウムが使用されているということです。

肥料の三大要素を見てきましたが、販売店で売られている肥料はこれらが全て含まれています。その肥料によって窒素分が多かったり、カリ補充が重視されているということはあると思いますが。ですから、最初は基本的な3要素が満遍なく入っている肥料を使ってみることをお奨めします。