奥ゆかしい花・オジギソウ
オジギソウについて解説しています
オジギソウはガーデニング用植物というより、その変わった性質によって有名な草です。夜は葉が閉じ、昼は開いています。それだけでなく、昼間の開いている葉に触れるとその葉を閉じ、全体的にしな垂れてしまいます。だからお辞儀草。別名ネムリグサともいい、中国語では羞恥草というんだそうです。さすが中国、なかなか味なネーミングです。ちなみに英語ではセンシティブ・プラント(繊細な植物)。
こんな葉のイメージが強いオジギソウですが、意外にもピンク色の可憐な花を付けます。原産はブラジル。南米では枯れることなく育ついわゆる多年草ですが、日本では冬季に枯れるため、一年草扱いになっています。開花は盛夏です。
発芽適温がかなり高いため、6月近くならないと種が発芽しません。発芽率が悪いときは、少しお湯につけこんでから蒔くと良いようです。発芽して本葉が出たら定植しますが、株間をしっかり開けましょう。
用土をあまり選ばない植物なので、赤玉土に腐植土を混ぜた基本用土で十分です。割合は6:4〜7:3。肥料も大して必要ではありません。日当たりのなるべく良いところを選んで植えてあげましょう。
次ぐ年にも植えたい場合には、さやに入った種を採取します。さやごと採って乾かして、からからになったら取り出しましょう。