晩夏のスミレ・トレニア

トレニアについて解説しています


トレニアはインドシナ半島原産のゴマノハグサ科の植物です。夏の暑い時期にも元気にスミレによく似た花を付けます。別名ナツスミレ。花色が豊富で、夏の時期に花壇やベランダでよく見かけます。

熱帯地方原産なので、十分に気温が上がる5月半ばくらいに種を蒔きます。炎天下でも全く問題なく育つため、日当たりのよい場所に蒔きます。ただ、花に雨が直接降ると、しみになったりするため、雨のかからない場所に植えるといいでしょう。

トレニアは排水性と保水性の良い酸性土を好むようです。露地植えの場合はピートモスを混ぜ込む事により酸度を上げ、水はけを良くしましょう。鉢に植える場合には赤玉土とピートモス、バーミキュライトを5:3:2の割合で混ぜて用土を作ります。

熱帯原産ですから、トレニアにとって乾燥は禁物です。とりわけ開花時には、地表が乾いたらたっぷりと水をあげましょう。開花時期が長く、次々と咲くため、肥料も欠かせません。元肥のほかに追肥を一週間に一度与えましょう。

また、時折茎を短く切り、新しい発芽を促す事によって花をより長く楽しむことができます。さらに、ナス科の植物と相性が悪く、連作を嫌います。ペチュニアなどの花を植えた土では極端に生育が悪くなります。もしナス科の花を植えていたなら、その場所は避けて定植する必要があります。