花束の名脇役・カスミソウ

カスミソウについて解説しています


ジプソフィラはユーラシア大陸原産のナデシコ科の花です。今でもカーネーションやバラの花束にはかなりの確率でジプソフィラが一緒に使われています。カスミソウという名前の方が良く知られているかもしれませんね。

この花は小さな花を数多く咲かせるので、特に白の花の場合遠くから見ると霞がかかっているように見えることからそう呼ばれます。花色は白だけでなく、ピンクや赤もあります。カスミソウには一年草と毎年花を咲かせる宿根性のものがあり、花束によく使われるのは宿根性の方です。

ジプソフィラは「ジプス(石灰)を好む」という意味があり、実際酸性度よりアルカリ土の方がよく育ちます。

一年草タイプは種から育てます。寒冷地以外は秋に種を蒔きます。植え替えを苦手とするので直まきがいいでしょう。土は前述のように石灰分を好みますので苦土石灰を花壇に混ぜ込んであげます。鉢植えの場合は赤玉土と腐植土を8:2で混ぜ、やはり苦土石灰を混ぜておきます。

やせた乾燥地帯が原産地なので、そのような環境を作ってやりましょう。あまり肥料はあげないで、乾燥気味に土を保ちます。

宿根タイプは株分けによって増やします。春先に株分けを行い定植しますが、白絹病などにかかりやすいので新しい用土で育てるようにしましょう。