霧中の恋人・ニゲラ

ニゲラについて解説しています


ニゲラは地中海地方原産のキンポウゲ科の花です。ラテン語で黒を意味するニゲラ。和名もクロタネソウといいます。

しかし花色は青系統が多く、白やピンクも見られます。英語では“love in a misto”「霧の中の恋人」。なかなかロマンチックな名前にふさわしい雰囲気を持っています。

開花後、果実から小さな種がたくさん採れます。この種、イチゴのような香りがするといわれています。種を採らない場合は、実が熟する前に花を切り、ドライフラワーに加工しましょう。

ニゲラは種から育てる事ができます。秋に種を蒔きますが注意点が二つ。まず、発芽温度が低いので、十分秋が深まってから種を蒔く事。さらにニゲラの種は嫌光性なので必ず土を被せて光が当たらないようにするという点です。もちろん、発芽後はしっかりお日様にあたるようにしましょう。

用土は水はけを重視します。また、酸性土が苦手なので石灰などを活用します。鉢植えの際もピートモスなどを使用することは避け、水はけ向上には川砂を使いましょう。

耐寒性があるため、冬場特に防寒対策は必要ではありません。霜が降りるときは地表面を覆うかワラなどを敷いて保護しましょう。霜によって根が傷むのを避けられます。

過湿を嫌いますので水のやりすぎには注意しましょう。とりわけ冬場は過湿状態になると根が凍ってダメージが大きくなります。地表面がしっかり乾いてから水やりをしましょう。