紙細工のような花・ポピー
ポピーについて解説しています
ポピーはヨーロッパ原産のケシ科の花です。ケシというとすぐにアヘン→麻薬と考えてしまいますが、もちろんこれは栽培禁止。一般に出回っているポピーには全くそういった類の成分は含まれていません。
別名はグビジンソウ。項羽と劉邦で有名な秦の時代、項羽の愛人だった虞美人。彼女が自殺し葬られた墓所に毎年咲いた花だとか。なかなかロマン溢れる花なのです。またヒナゲシとも呼ばれています。
ポピーの種は意外なところにも使われています。それはアンパンの上。そう、あの粒々はケシの種だったのです。もちろん、くだんの粒々は出荷時点で加熱されており、発芽能力はありません。
花色は白、赤、オレンジ、ピンクなど。花は紙のように薄い花びらでできています。さながら紙細工の造花のよう。
ポピーも種から殖やすことができます。しかし、前述のように非常に微細な種なので注意も要ります。蒔く際は砂を混ぜて増量します。そうしておくと種の塊から何本も芽が絡まって出てくることを避けられます。また好光性なので土は被せません。
ポピーは移植を嫌うので、直まきしてもいいでしょう。ポットに蒔いたときは本葉8本のときに慎重に定植してください。
土は水はけがいいものを選んでください。鉢植えの場合、赤玉土と腐植土を7:3で混ぜます。露地植えの場合は川砂を混ぜ込んで水はけを良くしておきましょう。
過湿を非常に嫌います。表面がしっかり乾いてから水をやりましょう。