眠れぬ夜には・カモミール

カモミールについて解説しています


カモミールは中東からヨーロッパにかけてを原産地とするキク科のハーブです。春先に咲く花はノースポールを大きくした感じで、観賞用としても優れています。また、アブラムシを引き付けてくれるので、野菜の近くにおとりとして植えられることもあります。

カモミールは薬効豊かで、胃薬として使われたり、発汗剤、婦人病などに使われてきました。現在はカモミールティーがナイトキャップとして、寝る前によく飲まれます。杏里は「ジャスミンティーは 眠りさそう薬」と歌いましたが、実際のジャスミンティーは興奮作用があり、眠りを妨げます。その点、カモミールは最適です。

花から精油を採り、エッセンシャルオイルとして用います。香りは若干りんごに似ているといわれます。実際、スペイン語では“manzanilla”といいリンゴを意味する“manzana”と関連しています。

カモミールには一年草のジャーマン・カモミールと多年草のローマン・カモミールがありますが、ここではよく使われるジャーマンについて解説します。

種は秋口か春先に蒔きます。株が大きくなる秋蒔きがおすすめです。土は赤玉土に腐葉土を4割混ぜ、苦土石灰を混ぜ込みます。

水はたっぷり与えますが、過湿は避けましょう。肥料は春先から与え始め、真夏は控えます。窒素分が多いと花つきが悪くなりますので注意しましょう。